多摩川のいまをあしらった、てぬぐい
流域人口が380万人にもなる多摩川。
その中下流部は、都市部に残された広大な水と緑が広がり、多くの人に親しまれています。
多摩川の特徴の一つは外来種の多さにあります。
それは、人の出入りが少なく、日本固有種が多い自然度の高い場所とは違って、多摩川をたくさんの人々が利用しているということでもあります。
私たちは、そんな多摩川と人の営みの関係も大事にしたいと思い、在来種、外来種を問わず、「多摩川のいま」を集めたグッズを作ることにしました。
今回は、さまざまなシーンで活躍する「てぬぐい」に、気軽に触れられる「野草」をあしらうことに。
多くの人に、たくさんの顔を持つ多摩川が気になって、心を寄せてもらえるように。
そんな想いで作った「多摩川野草てぬぐい」です。
描かれている野草は全部で24種類。
全てこのてぬぐいのために描き起こしたオリジナルイラストです。
「多摩川野草てぬぐい」は、手捺染(てなっせん)で作られています。
1色ごとに型を作り、色糊をスキージーと言われるへらで生地に刷り込んでいく製法です。
一枚一枚、職人の手作業で丁寧に作られるので、裏面まで色が入り、表面の柄は細かいところまでクリアにくっきりと出ています。
てぬぐいに描かれた野草たちの話は、「多摩川野草てぬぐい特設ページ」にもあります。
ぜひこちらのページもあわせてご覧ください。
http://tamagawalovers.com/post_lp/tamagawa_yasou_tenugui/
野草監修:365 日野草生活のん
野草愛好家。うさぎが好き。
多摩川を中心に年100回ほど観察会を開催。
テレビ番組や YouTube チャンネルへの出演、 講演会登壇など、身近な植物の面白さを広める 活動をしています。
Twitter:@365nitiyasou
サイズ:約350×900mm
素材:綿100% (岡生地)
染め:手捺染
ご使用上の注意:
初めのうちは多少色落ちすることがあります。
塩素系の洗剤や漂白剤は使わないでください。
すすぎは短時間に、洗濯ネットでのご使 用をおすすめいたします。
洗濯後はすぐに干してください。
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てぬぐいは短辺が縫われておりません。
ほつれに関しては、洗濯を続けていただくと生地が落ち着き、端から1cm程度でほつれは止まります。
多摩川を愛でる会通信では発売から4年弱(2022年3月現在)使ったてぬぐいをご紹介しています。
http://tamagawalovers.com/2022/03/25/tenugui/